第1回 冬の星座観測会 & 天体望遠鏡でのぞいてみよう!
本日は第1回目の天体観測会を行いました。
地元周辺5名の方にお越しいただき20時〜21時頃まで冬の星座を中心に観望しました。
晴天の予定でしたが、若干雲がかかってしまい一部見えにくいこともありましたが、それでも肉眼で「冬の大三角形、プレアデス星団、カシオペア座、オリオン座、おおぐま座、こいぬ座、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座、北極星、火星」などを見つける事ができました。
残念ながら天の川は気象条件不良にて見えませんでしたが、空気が澄んで晴れている時であれば、肉眼で天の川の様子を見ることが出来ます。
また、天体望遠鏡を使って
・月のクレーター
・火星
・プレアデス星団(日本名:すばる)
・M35オリオン座大星雲
等を観測することが出来ました。
冬の星座 まずはここから覚えよう!
冬の星座であり、ほとんどの方が知っている星座「オリオン座」
これを基準として、他の星座や星の名前などを覚えていきましょう。
まずは、真ん中に3つの星と周りに明るい4つの星が見えるオリオン座を見つける。
分かりましたか?
オリオン座らしき星座が写真右上あたりに見つかったかと思います。
その次に、オリオン座を基準として冬の大三角形を見つけましょう。
・オリオン座の左上(右肩部分)に赤く輝く「ベテルギウス」という星
・オリオン座の左下に青白く全天で最も明るく輝く星「おおいぬ座のシリウス」
・オリオン座の左側、シリウスの左上に輝く「こいぬ座のプロキオン」
この3つを結んだ三角形が「冬の大三角形」となります。
ここが冬の星座の基本となりますので、まずは頭にいれて夜空を見上げてみてくださいね!
ちなみにこの冬の大三角形の真ん中付近を「天の川」が通過しています。
どなぽん天体観測会では、こういった基本となる星座から、更に詳しい星の解説まで、夜空の事が好きになる。子どもに教えたくなる星のお話をお届けいたします。次回観測会でも、また色々な方とお会いできることを楽しみにしおております。
星座や星は最初見ても何がなんだか分からない。本を読んで夜空を見上げてもイマイチ何がなんだか分からない。みな最初はそんなスタートです。しかし、何度夜空をも見て、知識を徐々にいれて、覚えて、教えてもらっていると、知らず知らずにわかるようになり、昔の人は北極星を見つけて夜でも東西南北を理解したりなど先人の知恵や知識が少しずつ身についてくるでしょう。
今後も第2回、第3回と開催していきますので、ご興味ある方は、どなぽんTwitter、お問い合わせなどでご連絡お待ちしております。
今回の参加者の声
次回以降は、いらっしゃった方のお手持ちのスマホを天体望遠鏡に合わせて、ご自身のiPhoneやスマホで月のクレーターを撮影したりしていただこうと思っております。
また、誰でも簡単に使える双眼鏡を用いて、おうし座のヒアデス星団を観測したいと思っております。
以下の画像の「V」の形をした部分。おうし座の角(つの)にあたる部分で、最も明るい赤い星が、アルデバランになります。ここで覚えてぜひ次回一緒に肉眼と双眼鏡をもって観測しましょう!
また、こちらのサイトやTwitterなどでも今後の状況をお知らせいたします。
どなぽん田舎歴では2021年の最新スケジュールをご確認いただけます。